2005年12月29日
耐震偽装 計算ソフト「配備」躍起! まずは、プロ育成が先決
今回の構造計算偽装で、自治体は計算ソフトを導入したり、導入検討している。ソフトは複数あり、誤差が生じるらしい。ある大手ソフト会社の担当は「ソフトの導入より提出書類をきちんと調べることのできる『プロ』を育てることが先決だと思う」といっていると新聞に掲載されていた。まさにそうである。
我々はあまりにデジタルに囚われすぎ、本来プロなら持ち合わせていたアナログチックな能力をどこかに置き忘れたような気がする。ソフトなんて所詮計算機に過ぎない。まず、書類を見て内容がおかしいと思えるプロの臭覚があって初めて、検算の意味がある。わけもわからず、ただ提出された書類の検算をしても今回と同じことは繰り返されるような気がする。
JRの脱線にも同じ匂いを感じないだろうか?JRグループは、宝塚線で不幸な事故を起こしている。多くの安全装置は配備された。しかし、装置の設定を誤っていたりした。デジタルな情報機器に頼り、『腕』が落ちている。
『プロ』なら今日の風はおかしいとか感じないのだろうか?犠牲者が出るたびに悔やまれる。アナログでもいいじゃないか。我々が培ってきた『プロ』の気概と臭覚をもう一度見直そうではないか。デジタルな道具は、その『プロ』の能力を身に着けるための道具にすぎない。デジタルな道具(ソフトウェアなど)が『プロ』を不要としているかのような錯覚に陥っていないか。
元ソフトウェア技術者の反省もこめて、本来プロが使うソフトは、アバウトでいいのだと今は確信している。ツボをしっているのが『プロ』である。ツボすら作れると思うのは、ソフトウェアエンジニアの驕りであるとあえて私は断言したい。
- by かつひこ
- at 03:02
comments
今回の偽装は、姉歯が証人喚問で「プロが見ればすぐわかる」と答えていたのが正直なところではないでしょうか?単に検査機関が構造計算書をきちんと精査していなかった、つまり見ていなかったということだと思います。そんなことより先日、会社のトイレの便器に携帯を落としてしまい、データーが飛んでしまいました。ほんと今年はついてない年でした。そんなんで成田さんアドレスも消えてしまったので、僕の携帯までメールいただけませんか。すぐに買い換えました。アドレスもそのままです。